1947-11-11 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第23号
なお本川に對するこの荒廢状態が非常に激甚である關係上、砂防工事にはなお今後一億二千五百萬圓を要するような状態でありますけれども、できるだけ速やかに豫算化して、そうしてこの奈曽川の激流による水源の涵養に努めたいと考えております。また鮎川地帶のことしの七月の水害による土砂の流出に對しては、できるだけ速やかに調査いたしまして、その根源を絶つ意味において砂防工事をやりたいと考えております。
なお本川に對するこの荒廢状態が非常に激甚である關係上、砂防工事にはなお今後一億二千五百萬圓を要するような状態でありますけれども、できるだけ速やかに豫算化して、そうしてこの奈曽川の激流による水源の涵養に努めたいと考えております。また鮎川地帶のことしの七月の水害による土砂の流出に對しては、できるだけ速やかに調査いたしまして、その根源を絶つ意味において砂防工事をやりたいと考えております。
○三島説明員 ただいま御説明の通り長野縣は本州の屋根でありまして、地質の關係上砂防工事を非常に必要とする地域であります。しかもここが荒れますると、その近縣にそれぞれ重大な影響がありますので、從前からも長野縣に對しまする砂防には相當に力を注いできたつもりであります。
○三島説明員 呉市内の河川は地勢の關係上砂防工事が必要でありますることはかねてよりこれを認めておるのでありますが、豫算の點竝びにまた資材の點に制約いたされまして、昭和十四年以來、ことにその間戰爭にも突入いたしましたような關係もありまして、今日までこの砂防のために投じました豫算はわずかに二百七十萬圓そこそこでありまして、地元の要望に副い得なかつたことを遺憾に存じておる次第であります。